★中1英語クラスへのお知らせ(塾生・保護者対象)

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きのう、授業でやった【代名詞】の「主格」「所有格」「目的格」「所有代名詞」についての表は、口で言って覚えるだけではなく、きちんと書けるようにして下さい。

案外、代名詞の格変化はないがしろにされる傾向がありますが、けっこう大事な点もあります。

主格についてですが、主語を代名詞に置き換えてみると、be動詞の形が何になるかだけでなく、一般動詞の形も何になるかすぐにわかります。(※まだ中1なので、とりあえず、時制については「現在」としても)

次に所有格についてですが、「〜の」という意味で、次に名詞が来る例を挙げましたね。逆に、選択問題では名詞の前には、代名詞の所有格を入れればよいわけです。

三番目に目的格についてです。「〜を」とか「〜に」という意味で、きのうの授業で例文で示したように、目的語をとる一般動詞の次に来る時が多いです。

ところが、それだけでなく、前置詞+目的格という形になるので、forやtoやwithなどの前置詞の後は代名詞の目的格になるということは覚えなければなりません。

所有代名詞についてはとりあえずここでは省略しますが、このように代名詞をきちんと体系的に学習することはとても重要なことです。

ただ、きのうの授業のテーマは、代名詞の変化表を機械的に覚えることだったので、最低限それだけは完全に覚えてしまってください。

そして、きのう出した宿題の代名詞の基本問題は必ずやってみてください。

I like you.の「you」は何格なのか?This pen is his.の「his」は何格なのか?

That is her bike.の「her」は何格なのか?

Tom likes her.の「her」は何格なのか?

といった例を挙げて来週、聞きますよ。

常に英文の中で、その代名詞はどういう理由で何格なのかを常に考える癖をつけてください。

代名詞はとても1回の授業で完全にマスターするのは、難しいといえます。

次回から丁寧に繰り返し練習を積み重ねていきますので、安心してください。

代名詞の格を選択する問題で、何となく答えがあったということで終わりにするのではなく、なぜそれが入るかという理由を確認することも必要です。

もっとも英語を母国語にしている人にとっては、そんな馬鹿らしい文法的事項をこねくりまわさなくとも、正解がすらすらと口をついて自然に出てくるわけです。

ところが、逆に日本語を母国語にしない人にとっては、日本語学習を初めたばかりの人にとっては、日本語の「助詞」に何が入るのかはけっこう難しいということは多々あるようです。