◆中学部【テスト対策授業】で気づいた点[塾生・保護者対象]
何回か前にも書いたが、今年度は当塾の生徒は【期末テストを実施する学校】と【実施しないが、頻繁に単元テストを実施する学校】に大別できる。しかも、期末テスト・単元テスト・小テストなどの範囲がすべて違うと言ってもよい。したがって、この度のテスト対策は、できるだけ各学校のものに合わせて授業を組み立てた。
以下で挙げる項目は、本日、こちらで特に気づいた数少ない点だけに限定する。
【中1】
英語においては、一般動詞とbe動詞の区別をしっかりつけてもらいたいことである。より具体的には少なくとも肯定文から疑問文・否定文が正しく作れるようにはしてほしい。
地理においては、雨温図から気候をしっかり読み取れるようにしておくこと。
理科においては、植物・動物の分類をきちんと整理しておこう。
【中2】
英語においては、接続詞・助動詞については、ほぼ理解できているようであるが、やや難しい書き換え問題については、しっかり復習して、できれば、こちらで示した問題ごと覚えてしまおう。学校のワークの応用の長文の問題は、まずは指導したように文を一行ずつしっかり読もう。それから問題を解くと案外すんなり解けるということが分かったと思う。
数学においては、授業で示したように、文字式を利用した証明は、穴埋めだけでなく完全証明ができるように練習しておくこと。連立方程式を解く問題は、加減法、代入法を使ってきちんと解けるようにしておこう。さらに複雑な問題もすべて解けるようにしておこう。今日に引き続き、学校のプリントでわからないところがあれば、次回、遠慮せず質問してください。
理科は化学変化と原子・分子の範囲で予告通り基礎テストを作成し、行ったが、間違いの箇所・理解していない箇所は説明したが、念のため、もう一度教科書、ワークを見直し、確実に理解してください。そのうえで、さらに難易度の高い問題に挑戦してみてください。
※本日、教科書のテスト範囲がわかっている学校の生徒には国語の対策用問題を作って渡してあるので、必ず家でやってください。
【中3】
数学においては、学校のワークの平方根の文章題(やや難解と思われる)について質問があった。解法の手順は板書して説明したので、もう一度、どう考えたら良いか、再度、自分でやってみること。
歴史の期末テスト範囲は、教科書の第一次大戦から最後までである。教科書の太文字を拾い出してみたら、およそ120個あった。問題を解く時の参考にして下さい。ただ、機械的に重要語句や年代を覚えるだけでなく、歴史的事件やその社会風潮に関しては、その背後に、どのような因果関係があるかということがきちんと説明できることが大切である。今日の質問では、満州事変に関係ないものを以下の4つの中から選べという問題であった。五・一五事件や二・二六事件とは何か、そして、それらが起きた背景には何があるかということが分かれば、おのずと答えが出てくることを知ってくれたと思う。