★中学英語【当り前過ぎて案外忘れられていること】

★中学英語【当り前過ぎて案外忘れられていること】

それは、基本例文の暗記である。

なぜかと言うと、初めから形式的な文法学習では、なかなか活(生)きた言語としての英語を実感できないからである。 たしかに、文の構成要素を構造的にあたかも数学の公式を暗記するような感覚で学習することも大事であるかもしれないが、具体的な文から、その言わんとすることを知ることは初めから機械的にかつ抽象的に言葉の学習することに比してずっとすんなり入ってくることはだれもが経験していることであり、特に重要で身につきやすいと考えるからである。

その意味で基本例文を暗記することは、それなりに十分に意味をなすことである。(※学習者のモチベーションをあげる必要はあるにはあるが…)

しかるに、それがなかなかできていないのが実状なのかもしれない。

ただし、基本例文を暗記する際はそれに類似した文をいくつか書いてみる練習や肯定文を否定文・疑問文へ転換する練習を同時に行うこともさらに文法をより身近なものとして理解する上で意味のあることに思える。

その後に例えば文型を構造的にとらえて、公式のように覚えてしまい、また、具体的な英作文を書いてみるといったことを交互にやっていくうちにだんだん英語に対する自信がついていくように思えるのだが、如何なものか?