★中1基礎コース【理科】年間学習内容について
新年度の授業を始めるにあたって、学習内容の項目についてあらかじめ簡単に触れておくことは全体像をとらえるうえで意味があると考える。
文部科学省の指導要領が変わってから、学年を通じて教科書の編成が変わった箇所とさらに新しい最新の項目が追加された箇所もでてきた。
それでは以下でその内容を列挙しておく。
[1]【いろいろな生物とその共通点】の中身の細項目は以下のようになる。
(1)身近な生物の観察
(2)種子をつくる植物
(3)植物の分類
(4)動物の分類
上記の内容は以前の第二分野の内容である。
[2]【身のまわりの物質】の細目は以下の通りである。
(1)身のまわりの物質とその性質
(2)気体の性質
(3)水溶液の性質
(4)物質の状態変化
以上の内容は、以前の第一分野の内容である。
[3]【身のまわりの現象】
(1)光の反射と屈折
(2)レンズのはたらき
(3)音の世界
(4)力の世界
これらは物理を中心にした第一分野の内容である。
[4]【大地の変化】
(1)火をふく大地
(2)地震のゆれの伝わり方
(3)地震が起こるところ
(4)地層から読みとる大地の変化
以上は、いわゆる地学の内容であって第二分野になる。
◆新年度の授業は、その単元が終了した段階で確認問題を行い、理解度をその都度チェックする。
理解の定着がなされていない場合、再度、根底事項に戻って解説する。その後、数多くの類題を含む練習問題をやり、生徒の定着を図る。
今年度は特に実験の注意事項、計算問題、グラフ、作図問題の演習にも力を入れようと思う。
なお、理解が進んでいる生徒には、入試問題を含んだ発展的問題も用意している。
定期テスト前は中間・期末テスト対策用の重要問題の実施・その後に詳しい解説を行う。
生徒諸君にはぜひ頑張ってもらいたい。