★中2基礎コース【歴史Ⅱ】本年度の学習内容の主な項目
まず、中1ですでに学習した【歴史Ⅰ】の内容の概観をはじめに復習をしてから、歴史Ⅱの内容に入ることにする。
歴史Ⅰの内容の主なものは、次の4つのテーマに絞って総復習する。
[文明の起こりと日本の成り立ち]・[古代の日本]・[中世の日本]・[鎌倉・室町時代の文化]の4つである。
これに2回分の授業時間をあてる予定である。
その後に、【歴史Ⅱ】に入る。
その主な学習項目は以下の通りである。
1.ヨーロッパ人との出会いと全国統一
2.江戸幕府の成立と対外政策
3.産業の発達と幕府政治の動き
4.欧米における近代化の進展
5.欧米の進出と日本の開国
6.明治維新
7.日清・日露戦争と近代産業
8.第一次世界大戦と日本
9.大正デモクラシーの時代
10.世界恐慌と日本の中国侵略
11.第二次世界大戦と日本
12.戦後日本の出発/冷戦と日本の発展
13.冷戦と日本の発展/新たな時代の日本と世界
各単元が終わった段階で、確認問題と練習問題を行い、つねに理解度を把握し、定着するように繰り返し学習する習慣を身につけさせる。
定期テスト前は対策問題を数多く解かせるつもりである。
歴史の学習では、日本一国だけではなく特に諸外国との関係性をつねにしっかりとらえることは大切である。
それとともにカラーの見やすい資料集などを使ってビジュアルの観点から興味を少しでももってもらいたいと思っている。
そして、歴史の授業を終えた後、中1の初めに「なぜ歴史を学習するのか?」という問いかけをもう一度、生徒にしてみたい。
歴史をだいぶ学習してきて、学ぶ意義が中1の初めと比較して、どのように具体性を持ってきたかの成長の様子をぜひ確認してみたいものである。
「歴史はただの過去のことに過ぎない。」のではなく「現代や未来の世界を見るうえでそれなりの大切な意義を持ってくること。」が少しでも生徒たちの問題意識にあがったのであれば、歴史学習の一つの目的が達成されたのかもしれない。