◆中学数学の解答の書き方について(中学1年・2年・3年塾生対象)
まず、解答をつくる前に、文章問題だろうが、証明問題だろうが、その意味するところを自分できちんと整理するために、図示するなり、表にあらわしたりしてみることが大切である。もちろん、それでもわかりにくいときは、もう一度、自分なりに試行錯誤しながら問題の聞いているところは、いったい何なのかをしっかり把握する必要がある。それから、解答を書き始めても、決して遅いなどと思わないでほしい。さらに、もし、解答欄に式を立てる必要があったなら、その式(※方程式)を順に解いていき、途中経過がはっきりとわかるようにしておく癖をつけておいてほしい。もし間違がっている箇所があっても、そこがどこなのかを自分でしっかり見極める上で、とても大事なことだからである。
この途中経過をきちんと書く習慣は、文章題や証明問題だけではなく、単なる計算問題だとしても、ないがしろにしないでほしい極めて大切なことである。
「答えだけを出せばよい。」という態度を持ち合わせていたなら、あるいは、そういうふうに思い込んでいる生徒が、もしいたとしたら、早急に考え直して、「途中経過の記述」の重要性を知ってほしい。
自分の解答を自分で客観的に採点して、はたして、分かりやすい答案になっているか、という視点も是非、忘れずに持ってほしい。
講習・平常授業・県立進学コース等の数学の時間に中学の学年を問わず、気づいた点である。
いくら、学校のテスト結果が良く、内申が高くともである。