★中1クラス英語の補習授業を終えて(塾生・保護者対象)

★中1クラス英語の補習授業を終えて(塾生・保護者対象)

自由参加だったのにもかかわらず、全員が参加した。

テーマは【「be動詞・一般動詞」の疑問文と否定文の作り方】という極めて基礎的なものである。

目標はそれぞれの動詞(be動詞と一般動詞)の区別がきちんとつけられ、それらの混ざった問題がきちんと判別でき、正しく解けるようにすることであった。

その際、be動詞の場合、主語を代名詞に置き換え、単数か複数かもきちんと確認することの注意を喚起した。そのことによってbe動詞の形が決まることを分からせた。そして、be動詞の疑問文・否定文の作り方はどうすべきかをきちんとできるようにした。

一方、一般動詞の場合は主語が代名詞に置き換えたとき、he,she,itの3人称単数現在のとき肯定文なら,動詞の後に(e)sをつけること、疑問文なら、Does+主語+動詞の原形+〜?の形、否定文なら、主語+does+not+動詞の原形+〜.になることをしっかり理解させた。そして、主語がそれ以外(※具体的には、I,you,we,they)の場合は、疑問文なら、Do+主語+動詞の原形+〜?、否定文ならば、主語+do+not+動詞の現形〜.になることも示した。

ただ、theyの場合は3人称単数の場合と混乱し、doesをつけてしまう生徒も少数いた。そこで、耳にたこができるくらい繰り返し練習した。

be動詞と一般動詞の疑問文、否定文の転換練習をそれぞれにやった後、今度は、あらかじめ、それぞれの問題を適当に混ぜた問題を作成したものを各人に一問ずつ当て、みんなで、どうしてそのような答えになるかを確認した。

その結果、ほぼ理解できたようであるが、決して安心してはいけない。もう一枚プリントを渡しておいたので自分でもう一度家で必ずやってほしい。

なぜなら、理解したことと、実際問題を解いたときにできることは、必ずしも一致しないからだ。しっかりと、be動詞と一般動詞の文の疑問文・否定文への転換ができないことには、いいかえれば、その違いの峻別ができなければ、意味がないのである。

英語の学習にとって、口頭や書きで常に転換練習を繰り返さなければならない所以である。

ぜひ、そのことをしっかり頭に入れて、家でも学習する習慣をつけてほしい。

これは、8月以降の入塾者のみならず、それ以前の入塾者にも、当然いえることである。

(※追記)

はじめは、過去の文も想定していて教材も作っておいたのであるが、この補習はあくまでも基礎を身につけさせるのが、課題であったので、現在の文に限定した。過去の文については、日を改めて指導し、その後で、生徒にとって、現在・過去を含めて、be動詞と一般動詞の区別を総合的に理解させたいと考えているところである。