★【中2基礎コース数学】受講者へのお知らせ[塾生対象]
◆《特に中間テストがなく、来週「単元テスト」・「小テスト」を実施する中学校の塾生の生徒に!》
当塾の生徒のうち、「単元テスト」・「小テスト」を実施する学校の塾生はだいたい【一次関数】の範囲でテストを行う学校が多そうです。
何回も塾での「数学の平常授業」や「数学のテストゼミ」で強調した点を以下に再び書きますので、テスト前にもう一度、その箇所を復習して、必ず類題をやっておこう。昨日、塾に持って来て個別に質問した学校のプリント、こちらでやるように指示した、「一次関数の章のまとめ問題」「定期テスト対策問題」で同じような種類の問題は類題として、十分に使えます。
★[一次関数で学習した主な学習事項]★
1.文章で書かれた、いろいろな関数をyの式で表し、一次関数のものを選べ、という問題は、yの式で表したとき、その中からy=ax+bの形になるものを選べばよい。
ただし、y=axは、比例ですが一次関数でb=0と見れるので、一次関数になります。
2.一次関数の式がすでに分かっている場合。
xの増加量が分かっているとき、yの増加量を求める問題は、
yの増加量=変化の割合×xの増加量で、できます。(※この点は等式変形でyの増加量について解いて説明しましたね。)
たとえば「一次関数y=-6x-5でxの増加量が5のときyの増加量を求めなさい」という問題です。この場合、切片の-5は関係ありませんので混乱しないようにしてください。
3.式から一次関数のグラフがかけること。
4.グラフから式が求められること。
5.一次関数の式をいくつかのパターンで求められるようにしておくこと。
a. 傾きと一点の座標が分かるとき。
b.2点の座標から求めること。
(1)傾きを出して、一点を代入して求める方法。
(2)それぞれの2点を代入し、a,bについての連立方程式を解く方法。
※特に、「グラフが直線y=1/2x+1に平行で点(-2、2)を通る直線の式を求めよ。」という問題は、「傾きが1/2で点(-2,2)通る直線の式を求めよ」という上のa.の解法に読みかえることができます。(このことは、グラフをかいて確かめましたね。つまり平行なら、求める一次関数の式の傾きは、最初の式の傾きと同じになるはずです。ですから、もとの式の切片1は関係ありません。)
6.方程式ax+by=cのグラフをかけるようにしよう。
yについて解けばできます。
7.y=kのグラフ、x=hのグラフもかけるように、また、グラフから式が求められるようにしておこう。
8.二つの直線の交点も連立方程式を解いて、求められるようにしておこう。
9.一次関数の式が与えられている場合。xの変域が分かっているとき、yの変域をきちんと導き出せるようにしよう。※特に傾きaの値が負のときは、グラフは、右下がりになるので間違いないようにしよう。
10.一次関数の利用で学習したのは、「グラフの読み取り」、「動く点と面積の変化」などです。
特に、授業でやったように、後者の同点問題は点pがどこのいるのか、きちんと場合分けをする必要があります。当然、変域もそれぞれ書いておく必要あります。そのもとで、yに関する式を求め、それをもとにグラフをかけるようにしよう。
以上、ごく大雑把に項目を挙げておきましたので、来週あるテスト勉強の指針に役立ててください。
なお、ここに述べたことは、ごく基本的なことなので、もう少し発展問題も出題されるかもしれません。その場合、クラスによっては、発展問題もやっていますので、よく復習しておいてください。
しかし、1~10までのところがミスなくとりあえずできるようにしてください。
ぜひテスト頑張ってください。
(※追記)
学校のワークの提出期限がある生徒は、必ず学校の提出期限を守って、提出すること。
令和5年 10月7日