【お知らせ】♦【生徒の思考過程】が残せるテスト問題の出題はできないものか?

【お知らせ】

♦【生徒の思考過程】が残せるテスト問題の出題はできないものか?

最近の高校入試問題は数十年前と比べて選択問題の比率がますます増えてきたことは周知のことである。

また、5年ほど前も書いた気がするが、何も入試だけではなく学校の定期テストや単元テストにおいても、数学の中2の証明問題では、完全証明より穴埋めによる問題の比率が増えている。

これは、各学校のテスト問題を見比べてみると、いよいよもって明瞭になるのである。

確かに、選択問題は、採点における客観性というメリットは、おおいに考えられうる。

しかし、採点の客観性に目が行くあまり、なぜ、そのような解答を生徒が選んだのかという根拠はなかなか、採点時には見えないのである。

一方で、生徒に考える力を育成するという教育目標を掲げながら、教師にとってその経過が見えないテスト問題の出題の傾向が顕著になりつつあるという、その2つの間の乖離に不思議な感じを抱くのは私だけであろうか?

確かに紙の余白を使ってあれこれと試行錯誤する生徒の姿や、少なくとも解答の途中経過を見て思考過程や論理が正しければ中間点をあげるというかつての傾向は、現代において極めてアナログの匂いのする私の時代錯誤なのであろうか。

何か生徒にとっての思考過程が残せる問題はもっと作れないものかと頭を悩ませる次第である。

令和8年 9月16日

西浜セミナー塾長 寺島英樹